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夏が来た

一週間ほど前、手帳にこんな文章を綴っていた。 ・・・雨降りの日もよいものだ。早朝、雨音で眠りから呼び覚まされる。しばらく待って、雨が小降りになるのを見計らい、犬たちを連れて散歩に出る。街は薄暗い。見上げる空は黒い雲に覆われている。その単調な景色に色付けを行うように、梅雨に咲く花々は雨に濡れてますます美しくなっている。優しい恵みの雨に打たれて・・・ 過ぐる日々の雨で、十分に洗われた大地の上から、今、暑い熱気が立ち上り、天からは、真夏の日差しが降り注いでいる。四、五日前にセミの初音をかすかに聞きとり、梅雨の終焉を漠然と予感していた。それさえもが、何か遠い日の出来事だったように感じられる。今朝は、早い時間から見事なセミ時雨が続いている。テレビの天気予報によると関東地方では、既に梅雨は明けたとか。こちら近畿地方は未だということだが、本格的な夏の到来がいよいよ実感される。事実、いましがた体験したことだが、早朝の散歩道の空は青く、雲の白さが心地よかった。夏木立の色濃い緑のたたずまいに、新たな活力を覚えた。暦の上でも、今度の日曜日は「土用の丑の日」、月曜日は「海の日」、木曜日は「大暑」・・・、近所の子供たちの学校は夏休みに入り、町内のラジオ体操も始まる。 心新たに、はつらつと夏に入って行こうではないか。そして共々に、元気で有意義にこの季節に親しもう。そうだ、風鈴でも出してみよう・・・今年の夏も大丈夫。共に在る神さまのお守りが必ず在るから。


☆7月19日の説教要約:
イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた」(ヨハネによる福音書2:11)。
主イエス・キリストがガリラヤのカナで行われた婚礼の式に出席し、そこで「水」をぶどう酒に変えた、という奇跡物語が語られている。この出来事をヨハネは「しるし」(標識=サイン)と記す。ここには、後に起こる十字架と復活、さらには「神の栄光の現われ」が、「しるし」として予表されているのである。ヨハネはさらに筆をついで、「それで、弟子たちはイエスを信じた」と述べ、この「しるし」と弟子たちの「信仰」とを結び付けているのである。主のおられるところ、「しるし」が現されるのである。今朝の礼拝もそうである。ここに<いのちの礼拝>が実現するのである。信じて立ち上がろう。
by aslan-simba | 2009-07-16 21:11 | Comments(0)

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