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守られて・・・秋、十月

十月の声を聞き、やっと秋らしくなってきた。街ゆく人々に、半袖姿はみかけなくなった。新たな季節の装いの時である。玄関先に置いた鉢植えのコスモスが、さわやかな季節の風に揺れている。見上げれば、やわらかな日差しに、イワシ雲が美しい。 今日は犬を連れて少しだけ遠出をし、山の方へ行ってみた。犬が二匹いた去年まではそれが当たり前のコースだったのだが・・・一匹が亡くなった後、残された犬(シンバ)は遠出が苦手になった。そのシンバが今日は元気に歩いてくれた。外出が大好きで明るくひょうきんものだった亡くなった犬(アスラン)の魂が共にあるように感じ、不思議に心休まる思いがした。神出鬼没のアスラン・・・。 先週の日曜日、教会に行く道すがら亡くなった伯母の元にも、アスランが尻尾を振りながらやって来て、天国へと導いたように思う。生前、犬が苦手だった伯母が多少尻込みしている様子が目に浮んだ。 そんなたわいない空想にふけった日も終わり、夜も更けてゆく。秋の夜長、虫の鳴く音が耳に優しい。手元の詩の本を開いてみた。「みんな眠っているが 家の上には 星々が光り輝き 家のまわりには こおろぎたちが 一晩中鳴いている  守られて眠っていることを 知ってください こんなにも美しく 星々が光り輝き こんなにも優しく 虫たちが鳴いているのです」(坂村真民「こおろぎ賛」より)。 本当に今日も守られて一日過ごすことを許された。神さま、イエス様、ありがとうございます。アスラン、シンバもありがとう! 合掌


☆10月10日の説教要約:
「命を与えるのは霊である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である」(ヨハネによる福音書6:63)。
ここで言う「肉」とは、己の我を立てるエゴの働きのことです。それは何の役にも立ちません。一方、「霊」は天からのもの、神さまから頂くものです。それこそが私たちを生かす神の働きであり、主イエスの御言葉・・・主が全生涯を賭し、特に十字架の死と復活をもって語られている御言葉なのです。「わたしはあなたを赦し、受け容れている。わたしはあなたを愛し、大切に思っている」と主イエスは今日も、私たちに語りかけられています。それを本気で信じるとき、私たちは「いのち」を頂けるのです。そしてキリストと一つにされ、聖霊に与り、感謝し、喜びに生きる力へと押し出されて行くのです。感謝
by aslan-simba | 2010-10-05 15:01 | Comments(0)

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