今年もあとわずかになりました。例年この時期に決まって思い起こす英詩を記します。

「わたしと共に老いて行こう! 最善の時はこれから来る 人生の最後、そのために最初が造られたのだ わたしたちの時は御手の中に在る 神は言われる。すべてはご自身が計画されたのだ、と。
Grow old along with me ! The best is yet to be, The last of life, for   which the first was made: Our times are in His hand     Who saith “A whole I planned”・・・」。 英国ヴィクトリア朝時代の詩人、ロバート・ブラウニングの詩「ラビ・ベンエズラ」の一部分です。

老いれば、私たちの心身は共に衰えて行きます。しかし、そんな私たちを、神さまは御手もって益々霊的に成長させ、御国へと導かれるのです。そのことをこの詩があらためて気づかせてくれます。

新たな年、また一歳、年齢を重ねます。恐れることはありません。喜びと希望をもって老いて行こうではありませんか。私たちの人生の一切が、神さまの慈愛の下にあることを心から信じて。「最善(ベスト)」の時を、私たちはこれから先に迎えるのですから・・・。

☆桃山栄光教会の元旦・教会創立記念礼拝は、新年1月1日(日)午前10301130

是非お越しください
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by aslan-simba | 2016-12-27 11:14 | Comments(0)

Merry Christmas 2016


 クリスマスの登場人物で一番の有名人は、やはりサンタさんでしょうか。教会ではもちろんイエス様なのですが・・・。
 
 サンタさんのモデルは4世紀のギリシア正教の司教、聖ニコラウスです。その後14世紀に、彼はオランダの
港町アムステルダムの守護聖人とされ、オランダ語でジンタ・クラースと呼ばれます。サンタクロースは、この発音がなまったものだとか。

 本格的なサンタさんが誕生するのは19世紀の米国で、
1822年に神学者ムーアが子供たちのために「聖ニコラスの訪問」という詩を書いたことによるそうです。この詩に、サンタクロースが8頭のトナカイが引くそりに乗って空からやってくることや、煙突から家の中に入ってくる様子や、オモチャを袋の中から次々と出す様子が描かれています。これが絵本化され、赤い服を着た白い髭のサンタのおじさんのイメージが出来上がりました。

 さて
1897年、ニューヨーク・サン紙に8歳の女の子から「サンタさんは本当にいるのですか?」という投書が届きました。その返事として、同紙はこんな社説を掲載・・・「本物のサンタクロースを見た人はいません。だからといって、いないと言えるでしょうか。この世で一番確かで本当のもの、それは大人の目にも、子供の目にも見えないものなのです・・・サンタクロースは生きています。永遠に生きています。・・・一千年後までも、百万年後までも、サンタクロースは、子どもたちの心を今と変わらず、喜ばせてくれるのです」と

 その少女は大人になって、子供たちに夢と希望を与えるべく教員となり、生涯を教育に捧げられたとのこと。 なお、私はこの社説から、「見えないものに目を注ぐ」(コリント二416)という聖句を覚えます。もしかしたらサンタさんは、クリスマスの主役イエス様を私たちに示してくれているのかもしれません。「いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである」(ヨハネ1:18)という大事な御言葉をプレゼントとして・・・。メリー・クリスマス!


1225日クリスマスメッセージ要約:

「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」(テモテ一115

キリストは、この世の只中に来られました。罪の闇のなかにあるこの世界の只中に・・・。この世はもはや神に見捨てられ、滅びへと定められた世界ではありません。また、私たちがいかなる人間であろうとも、神の憐れみの届かないところにいる人はないのです。喜びに溢れて、クリスマスを祝いましょう。光が来たなら、もはや闇は闇のままではないからです。


★桃山栄光教会のクリスマスご案内:


12
24日(水)クリスマス・イブ

   午後700~7:30 キャンドル礼拝


12
25 日(日)クリスマス(降誕日)
   午前10301130 クリスマス礼拝

   午前1140~午後130 クリスマスのお祝い会


今年のクリスマスは、桃山栄光教会に是非お立ち寄りください。きっと良いことが起こると思います。






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by aslan-simba | 2016-12-19 19:33 | Comments(0)

山に向かいて

 四季の彩りに恵まれた我が国では、それぞれの季節に風情があります。山に囲まれた京都を生活圏にしていると、ことさら季節の移ろいに情感を覚えます。

 つい先日まで美しい彩の山々を見上げながら、「山粧ふ(やまよそおう)」、「錦秋(きんしゅう)」の時を楽しみました。その彩りが枯れ、木々が葉を落とすと、季節は冬を迎えます。そして「山眠る・・・」。あとしばらくすると冬至。今年も終わり・・・。
「歳月人を待たず」と言いますが、月日の流れは本当に早いですね。

 先日、新たな年齢を迎えた日に、この聖句が示されました。「
人生の年月は七十年程のものです。 健やかな人が八十年を数えても得るところは労苦と災いにすぎません。 瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。・・・ 生涯の日を正しく数えるように教えてください。 知恵ある心を得ることができますように」(詩編901012参照)。伝承によると、この詩はモーセの作といわれます。エジプトで奴隷状況に置かれた人々を導き出し、新たな約束の地への困難な旅を先導したモーセ。しかし、彼はその地に入ることを許されませんでした。志半ばで閉じられた生涯、人生の歩みとは、そのようなものなのかも知れません。聖書の記す人々の歩みは皆そうでした。

 しかし・・・この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ・・・自分が故郷を探し求めていることを明らかに表しているのです。・・・神は彼らのために都を準備されていたからです」(ヘブライ111316参照)。

 
神の国は、私たちの手の届かないところにあります。けれども主イエスが、その扉を開いて下さいました。神から見れば本当に小さな存在である自分たちが赦されて、清められてそこに迎え入れられるのです。いつの日にか、その「天の故郷」へと戻ることが約束されています。そこで多くの先人たちとの再会もあるでしょう。

 主が共にある限り、人生最後の日まで希望があるのです。どんな時にも笑顔を忘れず、御国の春を待ち望もうではありませんか。「われ山に向かいて目をあぐ」(詩編121)。主の山にはいつも「山笑う」復活の春があることを信じて。


1218日説教「沈黙の恵み」要約:

「すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた」(ルカ福音書164

 人には沈黙して、ただひたすら神の定めとご計画、それを実現する計り知れない神の力に思いを向けるべき時がある。それは溢れるほどの賛美の思いに変えられて行くのである。


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by aslan-simba | 2016-12-15 19:11 | Comments(0)

待つこと、祈ること

 晩秋から冬へと季節が一段進み、寒さも厳しくなってまいりました。早いもので今年も12月、師走です・・・。 

 今日は一日走り回るように仕事をしました。気づけば、とっぷりと日は暮れています。身をもって実感する一日の短さ・・・。 思うに物事、なかなかはかどりません。成果は簡単にでません。また、不安や多少の困難も相変わらず抱えたままです。時に自らの老化による限界を感じることもあります。

 それでも今、不思議と満たされた思いをもって、机に向かえている・・・。ありがたいことです。神さまの約束を「待つこと」、「祈ること」を心に刻みつつ、待降節の時を過ごせることに感謝。すべては御言葉を通して、教えられた賜物でしょう。

 聖書には神さまをどこまでも信頼し、忍耐をもって待つことの大切さが、繰り返し語られています。例えば詩編の聖句に「わたしの魂よ、沈黙して。ただ神に向かえ、神にのみ、わたしは希望をおいている。神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは動揺しない。 わたしの救いと栄えは神にかかっている。力と頼み、避けどころとする岩は神のもとにある。民よ、どのような時にも神に信頼し 御前に心注ぎだせ。神はわたしの避けどころ」(詩編6269)とあります。

 私たちは、
どのような時にも神さまを信頼し、冷静に神様の約束の実現を待つことが願われています。勿論、それは必ずしも容易なことではない・・・。私たちは、せっかちに答えを求め、待つこと、忍耐すること、祈ることが出来なくなることもあるからです。しかし大事なのは、人生の困難や問題、不安は、すべてイエス・キリストのみあとに従う証と受け止め、神さまを「避けどころ」として祈り、待つのを止めないことです。

 もちろん「待つ」のは、待降節の時だけはありません。世にある限り、この人生 何歳になっても、また最晩年を迎えても、祈り、待つことが許されているのです。それは恵みです。それによって私たちは厳しい人生の現実にも耐えられるのです。「沈黙して主に向かい、主を待ち焦がれよ。繁栄の道を行く者や 悪だくみをする者のことでいら立つな。・・・主を避けどころとする人を、主は救ってくださる」(詩編37140)。明日も待ちつつ、祈りつつ、走り回ります!


☆12月11日説教「目覚めよ」要約:

「・・・あなたがたが眠りから覚めるべき時が既に来ています。・・・夜は更け、日は近づいた。だから、闇の行いを脱ぎ捨てて光の武具を身に着けましょう。・・・主イエス・キリストを身にまといなさい」(ローマ131114)

 このアドヴェント、新たな思いをもって、身を正したいものです。キリストを身にまとい、主との交わりの生活の回復をしましょう。御言葉を心に刻み、新たな一歩を踏み出しましょう。



 


 

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by aslan-simba | 2016-12-06 22:44 | Comments(0)

〒612-8006 京都市伏見区桃山町大島86-29             京阪桃山南口より徒歩8分 ほっこりした教会、牧師の飼い犬です。
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