2017年 06月 27日 ( 1 )

 ここしばらく所用が重なり、毎日バタバタと過ごしていましたが、気づけば、もう七月に・・・。早いもので、今年も半年が過ぎたことになります。こうして年を取って行くのでしょうか・・・。

 ここまでの歩みを振り返りながら、あらためて人生というものが、過去・現在・未来の時の流れのなかに与えられていることを実感します。本来、これは感謝すべきことなのでしょう。「日々新たなり」という思いをもって、謙虚に毎日を歩みたいものですが、一筋縄に運ばないのが私たちの人生行路・・・。時に、過去に引きずられて、未来に不安を抱き、現在を生きる力が萎えてしまうようなこともあります。

 ただ私の場合、そんな時に決まって脳裏を走るのが
Carpe diem(カルペ・ディエム)、「今を生きよ」というラテン語です。この言葉を知ったのは、むかし見たアメリカ映画においてでした。舞台は東部の私立の名門男子校で、主人公の先生が、生徒に対し口にした言葉です。「過去は過ぎ去り、未来はまだ来ない。今を生きよCarpe diem」、「君たち、今を生きよ(Carpe diem、素晴らしい人生をつかむのだ」と。この言葉が、規則ずくめの学校で委縮する生徒たちに大きな勇気を与えたのです(古き良き時代のアメリカには、実際にそんな学校もあったのでしょう)。

 ところで
法句経にもこんな言葉があります。「過去は追ってはならない。未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを強く生きよ」。肝要なことは、「今」に力を注ぐべきなのです。過去を悔やんでも始まりません。未来におびえても何も生まれません。神さまから頂いた「今、現在、今日」の命を心からの感謝をもって受けとめ、歩みたいものです。

「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています」(ローマ828)。だから
「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」(コリントⅡ62参照)なのです。神は言われます。「私を求めよ、そして生きよ」(アモス54)と。Carpe diem


☆7月2日説教「命の水」要約:

「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」(ヨハネ福音書4:14)

人間の根源的な渇きを癒す。人はその泉を自らの内に持つことができ、そこに永遠の命に至る水が湧き出るのである。



[PR]
by aslan-simba | 2017-06-27 23:57 | Comments(0)

〒612-8006 京都市伏見区桃山町大島86-29             京阪桃山南口より徒歩8分 ほっこりした教会、牧師の飼い犬です。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30