2009年 07月 30日 ( 1 )

いつまで続くのか、長い梅雨、はりつめた薄暗い雲・・・ただ、このうっとうしい空の下でも道を行けば、けなげに咲く花々が、私たちの心を和ませてくれるのに気づく。むくげ、さるすべり、すいれん、虞美人草・・・この季節も花は豊富だ。なかには一言では言い表せないような、ユニークな形をした花もある。子供の頃に、何かのアニメで見た、「人喰い花」と同じ形をした花、妻が、その名を教えてくれた。「トケイソウ(時計草)」・・・と。言われて見れば、花全体が文字盤で、めしべを時計の針に喩えられるのだろう。「人喰い花」よりも随分小さいし、グロテスクさは感じられない。逆に、どこかユーモラスで、ペーソスをも醸し出している。だから、これは時間を食べるギリシア神話の怪物クロノスでは決してない。もしかしたら、過去・現在・未来へと流れる時を司る「時間の国」に咲く「時間の花」かもしれない(『モモ』を参照)・・・などなど勝手な想像を思い巡らしながら歩いた。 家へ戻った後、少し調べてみたのだが、トケイソウの英語名は、「パッション・フラワー(passion flower)」なのだそうだ。ここで言うパッションとは、以前の映画名にあったように「キリストの受難」である。十六世紀に南米に伝道したイエズス会の宣教師たちが現地で、この花の姿を見て、鞭打たれ、茨の冠をつけられ、十字架につかれた主をそこに覚え、名づけたという。 じめじめした高い湿度の毎日、重い足で人生の歩みを引きずる今日この頃、トケイソウは、私たちに受難の主が今、共にあり、復活へと導いてくださっていることを示しているようだ。感謝。


☆8月2日の説教要約:
「あなたがたは地の塩である。・・・あなたがたは世の光である」(マタイによる福音書5:13,14参照)。
主イエス・キリストは、御言葉をもって私たちを端的に、「地の塩、世の光」であると言ってくださいます。そこに勇気を頂きます。何と大きな励ましでしょう。イエス様の私たちに対する熱い信頼が、そこにあります。「地の塩、世の光」そのものである主に、繋がらせて頂いているのです。それゆえに「地の塩、世の光」なのです。主への信仰をこれからも、第一にして行きましょう。また、主の御言葉に力があることも忘れてはなりません。私たちが御言葉を心底、信じて祈る時に、その御言葉が力を発揮して、その通りにこの身に具現するのです。
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by aslan-simba | 2009-07-30 19:09 | Comments(0)

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