The Year of Mouse

今年は子年、十二支で数えて最初の動物、ネズミの年。ところで、この「子」という漢字、普通は大人に対する子供、あるいは女性の名前の「~子」で使われる。それが、どうしてネズミになるのだろうか。漢和辞典を引いてみた。 「子」という字、意外にも「男」を指す色彩の濃い語だった。「男子の敬称」「男子の自称」とある。また学徳や地位のある人に用いられる。たとえば、孔子や孟子のような人。そういえば、隋に渡った飛鳥時代の小野妹子もそれにあてはまるだろう。 他に、「実」とか「種子」「卵」、あるいは「小さいもの」をあらわす接尾語、「ふえる」を意味する動詞的用法もある。この「小さい」「ふえる」あたりがネズミと結びつくのだろうか。 ところで、英語でネズミはマウス(大きいのはラット)という。ただし「教会」(チャーチ)と「マウス」はくっつかない方がよい。「poor as a church mouse」(教会に住むネズミのように貧しい)という身につまされる表現がある。一方、こういう聖書的な言い回しもある。「心配とは、明日のチーズをかじる今日のネズミたちである」(Worry is today’s mice nibbling on tomorrow’s cheese)。「明日のことを思いわずらい、今日の身をすり減らすな」ということだろう(マタイ6章、ルカ12章参照)。今日ベストを尽くし、明日の結果は神さまの御旨に信頼したい。この子年(The Year of Mouse/Rat)も私たちの人生の全体を配慮し、導いてくださる神さまに委ねて歩もう。「小さく」ても、幸せの希望の「種」は必ず「増える」はず。
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Commented by Emiri at 2008-01-10 19:22 x
子の字の意外な意味を、初めて知りました。。。孔子と言われて 「あぁ・・・」と思い、自分でも辞書で引いてみました。
‘元も子もない‘の子は利子の意味で使われる子だとか、私も全く知らない子ばかりでした。。
未来のことばかりを気にするよりも今日ベストを尽くせた事に感謝して今日を終えたいと思います。
by aslan-simba | 2008-01-10 09:14 | Comments(1)

〒612-8006 京都市伏見区桃山町大島86-29             京阪桃山南口より徒歩8分 ほっこりした教会、牧師の飼い犬です。
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