3つの目と神の目

 物事の本質を理解する上で、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの目が必要だと言います。

 「鳥の目」とは一段高いところから、広く全体を見渡し、物事を把握する目。「虫の目」は物事に近づいて様々な角度から細部に注目する複眼の目。「魚の目」は潮
の流れの変化といった周囲の動向、時代の変化を敏感に感じ取る目のことです。そこから鳥のように大局的に見て、虫のように細部を注視し、魚のように動態的に観察する・・・。これはマーケティング戦略で言われるようになったものですが、人生の問題で視界がくもり、先が見えないような時にも役立つのではないでしょうか。

 
例えば眼前の事柄に行き詰まり右往左往するとき、「壮大な鳥の目」を使う。大きな空から、この地上に住む小さな自分を見つめる。その時、問題が相対化され、別の出口が見出されるかもしれません。 また漠然と明日のことが気になり、憂鬱な折には、「虫の目」を用い、まずは目の前の為すべき事柄に精一杯、力を傾ける。すると先が見えて来るかもしれません。

 そして、さらなる人生の将来に思いを向ける時には、変化を見つめる「魚の目」が肝要となるでしょう。旧態依然とした思考だけで停止してはなりません。物事には流れ(トレンド)があります。それを掴む努力をするとき、必ずや見えて来るものがあるはずです。そんな仕方で、3つの目をもって日々を過ごすのも、人生の知恵でしょう・・・。

 ただ、その3つの目以上に大事な目があることを忘れてはなりません。それは私たち自身の物事に対する見方ではなく、私たち一人一人を見つめる大きな憐れみの目の存在・・・そうです!「神の目」。神は言われます。「わたしの目にあなたは価高く、貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の変わりとする。恐れるな、わたしはあなたと共にいる」(イザヤ書4345)と・・・。また箴言はこう述べています。「
人の歩む道は主の御目の前にある。その道を主はすべて計っておられる」(箴言521)。

 慈愛に満ちた眼差しをもって
神は、キリストは、どこまでも私たちを見守り、支え、励まし、救いの完成へと導いて下さるのです。これをしっかりと心に刻みつけたいものです。


☆10月23日説教「賢い者」要約:

「むしろ、霊に満たされ、詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい」(エフェソ51820
 愛と慈しみをもって、私たちを常に導かれる神。その神さまを真摯に礼拝する中で霊に満たされ、感謝に生きる生活が形成される。人生を賢く生きる秘訣は、この信仰生活にあるのだと、聖書は告げている。



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by aslan-simba | 2016-10-18 23:03 | Comments(0)

〒612-8006 京都市伏見区桃山町大島86-29             京阪桃山南口より徒歩8分 ほっこりした教会、牧師の飼い犬です。
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