美術館は良かった!

 先日の旅行で体重が3キロほど減った。現地の食事による増加を予測していたのが逆になった。娘に付き合いジェラードやパスタなど、普段口にしないようなものも沢山食べたのだが・・・思いもよらぬダイエット効果。考えられる原因は、よく歩き回ったこと、エコノミークラスでの片道16時間飛行、さらには思いのほか神経を使い続けたためか。

 いずれにせよ、予定していた訪問場所は、「土地勘の良い」娘のおかげで、迷わずに全て回ることができた。分けてもフィレンツのウフィツィ美術館は圧巻だった。この美術館は16世紀後半に建造された堅固な三階建で、世界史でおなじみのメディチ家のコレクションを中心に所蔵されており、そのルネサンス絵画の収集は世界一という。

 そのためすごく混むと聞いていたので、旅行前に事前予約を入れていたが、幸い思ったほどではなく、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの作品、またボッテチェリの「ヴィーナスの誕生」「春(プリマヴェーラ)」などの本物にゆっくりと触れ、胸打たれながら鑑賞できた。

 残念だったのはルネサンス後の画家、カラヴァッジョの「バッカス」が、何と東京行きで見られなかったこと。 実は高校時代に美術の教科書でこの絵を見て、衝撃を受けた記憶がある。あらためて彼の作品を見て、爪に泥が入りこんでいるような徹底した細密さに驚かされた。「すごい」のひと言。ただこの天才画家の私生活、殺人事件まで犯す「暴力と狂気」の歩みだったそうだ。そういう話を知ると引いてしまうのだが・・・。それでも宗教画を描きつらね、カトリックの著名な枢機卿も一時彼のパトロンだった由。

 なお現在、東京・上野で開かれているカラヴァッジョ展、なかには「法悦のマグダラのマリア」という世界初公開の作品もあるというが、学校も始まったため、見に行く時間はとれそうにない。

 ともあれ、角が凹んだ旅行トランク(空港で預けた際に雑に扱われたようだ)を修理に出し、この辺でイタリア自主研修の幕を閉じたい。 さて、いよいよ緑の季節、新たな思いをもって日々の歩みに戻って行きたい。主に在って愛する日本の京都の地で!


☆4月17日説教「命のパン」要約:
「神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである・・・わたしが命のパンである」(ヨハネ福音書6:33、35)
 主イエスは、すべての人々の救いのために天から降り、御自身を「命のパン」として私たちに差し出されました。その「パン」に信仰もって私たちは与ることができる。ただただ感謝です。
[PR]
Commented by desire_san at 2016-05-13 06:05
こんにちは。興味を持って読ませていただきました。
カラヴァッジョ展は見ておられないのですね。ご参考になればと今回のカラヴァッジョ展からカラヴァッジョの絵画の魅力と、なぜカラヴァッジョが美術史を塗り替えるほどの影響力を持ったのかを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
by aslan-simba | 2016-04-11 21:26 | Comments(1)

〒612-8006 京都市伏見区桃山町大島86-29             京阪桃山南口より徒歩8分 ほっこりした教会、牧師の飼い犬です。
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30