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お正月

 お正月・・・子どもの頃、暮から家族総出で迎える準備をした事を思い出します。父を中心に大掃除、母は時間をかけておせちをつくりました。はれて元旦、家々の玄関口に置かれる門松や玉飾が神々しく感じられました。半世紀以上も前の話です。今は正月飾りも随分と簡素になりました。

 ともあれ今年は一段と寒い年明け・・・それでも子供たちがサッカーボールで元気に遊んでいます。(昔は凧揚げやコマ回しでしたが)。晴れ着姿の人も時折見かけます。やはり、お正月は良いものです。寄る年並みのゆえか、折々の日本の風景に心和むようになりました。

 そういえば昨年の「国民性調査」(文部科学省所管)によると、日本人の83%が「生まれ変わるなら外国ではなく日本に」と考えている由。これは5年前の調査より随分増えたそうです。また、「日本人は他人の役に立とうとしている」と思う人が、過去最多の45%に上ったと言います。結果については、「震災時の秩序だった行動が国民意識に反映されている」等と分析されているようです。他にも意見はあるでしょうが、私はこの国に生を享けた信仰者で在ることに、心から感謝しています。

 さて日本の正月、「一年の計は元旦にあり」と言います。今年一年も、まずは「喜びと笑顔をもって過ごす一年でありたい」とあらためて誓います。わけても「常に喜べ。絶えず祈れ。凡てのこと感謝せよ」(テサロニケ一5:16―18文語)を銘記して(多少怒りっぽいところがあるため・・・)。ちなみに仏教には「和顔愛語(わげんあいご)」というお経の言葉があります。おだやかな笑顔と思いやりで人に接する時、自然と温かな心の交流を築けることが意味されています。まさに「笑う角には福来る」、笑いがあるところに邪気は来ないのです。

 そんな笑顔と喜びをもって歩む新たな一年の根底に、神さまへの全き信頼が据えられますように・・・。いみじくも新たな年の朝に、こんな御言葉が与えられました。「主に信頼し、善を行え。この地に住み着き、信仰を糧とせよ。主に自らをゆだねよ 主はあなたの願いをかなえてくださる。あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ、主のはからい あなたの正しさを光のように あなたのための裁きを 真昼の光のように輝かせてくださる」(詩編37:3―6)。

 本年も皆さまにとって、幸多きひととせでありますように。また桃山栄光教会でお会いしましょう。今年もどうぞよろしく!




☆1月4日桃山栄光教会創立記念日・新年礼拝の説教要約:
「見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。わたしが選び、喜び迎える者を」(イザヤ書42:1)

 十字架にかかられたその方は、復活して今も生きておられます。今も働いている・・・。「傷ついた葦を折ることなく、暗くなってゆく灯心を消すことなく」忍耐強く、私たちに関わって下さっているのです。感謝
by aslan-simba | 2015-01-01 15:20 | Comments(0)

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