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一日一日を大切に

「生涯の日を正しく数えるように教えてください」(詩編90:12)。 一月も半分が過ぎた。時は刻々と経って行く。新たなカレンダーにあらためて目をやる・・・今年は2013年、21世紀も13年目。そして平成25年、平成の時も四分の一世紀目に入った。普段は元号を使う機会がめったにないせいか、あらためて「昭和は遠くなりにけり」との感を深くする。思えば、学校で出会う学生は、みな平成生まれ、我が家の子供たちよりも年下だ。我ながら、いい年になったものだと実感させられる。もっとも、「人生百年」の時代を考えてみれば、未だ青二才の域にあり、達観の境地には程遠い・・・。 実際、まだまだしたいこと、しなければならないことは、幾つもある。わけても、この教会に対する我が使命をまっとうせねばならない。そうは言っても、気張らずにこれから先の人生も、祈りながら一日一日を大切に積み重ねて行きたい。「我らが外なる人は壊(こぼ)たるとも、内なる人は日々に新たなり」(コリント二4:16文語)を心に刻みながら。そんな今の自分の思いと重なる詩を二つ紹介しておく。 
「年をとることは いいことだ。 とってみなければ わからない世界が開けてゆく 特に今年は 何だかすべてが 新鮮だ」(坂村真民「世界」)。
「・・・きのう知らなかったことを きょう知る喜び きのうは気づかなかったけど きょう見えてくるものがある 日々新しくなる世界 古代史の一部がまた塗り替えられる 過去でさえ新しくなる きょうも新しいめぐり合いがあり まっさらの愛が 次々に生まれ  いま初めて歌われる歌がある いつも いつも 新しいいのちを生きよう」(川崎洋「いま始まる新しいいま」)。 
どうだろうか。 ともあれ、新たな年も皆さま方と共に、主にあって歩み出している。明るく元気に行こう。御導きの下、良き一年(ひととせ)となることを信じて。


☆1月20日説教「新生」要約:
「・・・神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え・・・」(ペトロの手紙一1:3)
私たちには、神さまから「生き生きとした希望」(原語「生きている希望」)が与えられています。 それは試練の中において輝き出し、力を発揮する希望であり、「朽ちる金」(7節)よりも、はるかに尊いものなのです。だから私たちはこの世の試練に負けません。 苦しみに負けない。悲しみに負けない。そして、死にも負けない・・・そのような「生きている希望」に与る、信仰の人生を頂いているのです。唯々、感謝。
by aslan-simba | 2013-01-16 21:51 | Comments(0)

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