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朝焼けの希望

今朝、目を見張るような朝焼けを見た。犬の散歩で玄関を出た時だった。見上げた空全体に、美しい紅色と金色の雲が散りばめられている。その神々しさに圧倒され、息をのんだ。そして、しばらくはその場を動けなかった。 辺りは静まり返っている。人の気配が感じられない。天を見つめがら、ひとり(否、犬と共に)天地を創造された神の御手の業を讃嘆した。ふと、出エジプトの「雲」について記した聖句が脳裏を走る。「主は彼らに先立って進み、、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼らを照らされたので、彼らは昼も夜も行進することができた」(出エジプト記16:21)。苦役と悲しみの地エジプトから離れ、新たな旅立ちをした古代イスラエルの人々の道行き。それは一筋縄の話ではなかった。後ろからは戦車に乗ったエジプトの追手が迫り来る。前には、到底渡ることのできないような大海、さらに、その向こうは何もないような荒れ野。彼らの疲労は極限に達し、不平不満の一切を指導者モーセにぶつける始末だった。そんな彼らの歩みを励まし、「主は雲の柱、火の柱をもって導かれた」のである。それは神さまが、モーセを支えつつ、人々の後ろを守り、進む前方の道を確実に拓かれたことを意味する。 「朝焼けはその日の荒天、夕焼けは翌日の好天」と言われる。この見事なまでの朝焼けは、私たちの未来に、なおも行くべき荒れ野があることを物語っているのかもしれない。しかし、恐れる必要はない。そこに主の確かな守りが必ずある。だから「安んじて歩み続けよ!」と示される。どこまでも主を信頼して進もう。その時、海は割れ、道は拓かれ、荒れ野に花が咲くことを夢見て・・・。

★上述の文章を記したのは、昨日18日(月)です。なお、現在、台風が近づいております。お気をつけくださいますように。そのため、明日20日(水)の当教会の「学ぶ会」はお休みとします。ご了承ください。神さまのお守りを心よりお祈り申し上げております。7月19日(火)牧師より。

★なでしこJAPAN、おめでとうございます!日本が元気になります。もちろん、桃山栄光教会もがんばります。


☆7月24日説教「真の礼拝」要約:
「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」
(ヨハネによる福音書4:24)
「真の礼拝」とは、神さまの御力に帯び、聖霊に充たされた礼拝です。そこでは己の富も誉れも関係ありません。また、この世の悲惨さもない・・・もちろん、それは自分たちの問題から目をそらし、死や不幸、罪や恥などの現実に触れないことではありません。主イエスとサマリアの女の出会いが示すように・・・それを踏まえて、主の赦しと導きが確かにされる礼拝なのです。言葉を換えれば、「真の礼拝」は、神さまが、私たち一人一人が抱えている苦悩や困難を、真っ向から真剣に受け止めていることを知らされる礼拝なのです。そう!主は、どこまでも共におられ、私たちに生きる力を下さるのです。感謝
by aslan-simba | 2011-07-19 07:08 | Comments(0)

〒612-8006 京都市伏見区桃山町大島86-29  京阪桃山南口より徒歩8分、ほっこりした教会   天に在る牧師の愛犬たちです。

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