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三寒四温の希望

三寒四温とは良く言ったものです。寒い日と温かい日を繰り返すこの時期、朝夕の寒さは、あい変わらずですが、日中の日差しは春を告げています。 啓蟄(けいちつ)は過ぎましたが、その暦通りに新たな「いのち」が、輝きの季節へ向けて、少しずつうごめき始めているのが感じられるようになりました。 家の近くの小さな公園には、ヤマバトやツグミが最近来るようになり、地面をつついています。虫たちが顔をのぞかせているのでしょうか。今日は幼いウグイスの鳴き声も耳にしたように思います。おそらく本物のウグイスでしょう・・・こんなことを言うのは、ご近所の九官鳥クンも時折、見事なウグイスの鳴き声を披露してくれるためです。 さて、教会暦もレント/四旬節(イースターに備える四十日の期間)に入りました。ただ、年度替わりも重なるこの多忙な時期、その疲れをおぼえ前に一歩踏み出せないような思いの人もいるでしょう。また日々、心配や不安のなかで凍えるような思いの中にいる人もおられるかも知れません。人生の歩みも三寒四温・・・これから穏やかで平安な「復活の春」が必ず巡ってまいります。だから大丈夫、元気を出して立ち上がろうではありませんか。


☆3月13日説教「荒野の誘惑」の要約:
「それから、”霊“はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた・・・」(マルコによる福音書1:12-13)。
聖霊は私たちを苦難(荒れ野)へと導くことがある。その苦難には、私たちを神の愛から引き離そうとするサタンの誘惑という一面もある。神の愛が信じられなくなること・・・それこそがサタンの目的だ。しかし同時に、私たちは、その苦難の只中で救いを求める。その試練こそが救いへと通じる道筋なのである。つまり、人生の苦難をサタンの側から見れば誘惑だが、神の側から見れば勝利を得させるための試練なのである。 主イエスは受洗後すぐに「霊」に導かれて誘惑/試練の中へと送り出された。私たちもまた現実という困難の中に送られるが、主と共にある。だから恐るるに足らない。 感謝。
by aslan-simba | 2011-03-10 20:56 | Comments(0)

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